業務に関して。

業務フローをデザインする際、必要なのは1.業務の明文化、2.ボトルネックの把握、3.日々の阻害要素の想定の三項目である。


1に関して言えば、業務上にある「頭の中のあたりまえ」を言葉にすることで、それが本当に必要なのかを評価できる。また、文章にする事でその前後の流れが本当に正しいのかを客観的に見ることが出来るようになる。面倒な作業ではあるが、効果を得るためには必要である。



2のボトルネックとは、作業が他の作業の完了待ちである場合、その待ち時間を指す。これも明文化により、必ず分るものである。この把握によって明らかにされるべき事は「そのボトルネックが本当なのかどうか。」という一点のみである。待ち時間ほど業務上に不必要な物はない。



3に関しては、リスクコントロールの一環としてのみならず、不測の事態に直面する事を避ける上で必要なステップである。電話対応によるが原因で、処理中の作業が滞る事などは日常茶飯事ではあるが、それを当たり前とせず、バイパスを確率しておくことでオペレーションをよりスムーズに行える事となる。


自分の中では把握しているつもり、が一番の敵である。情報は互いに共有出来る様にすべきだし、自分からどんどん提供していく事が本来は求められる。それが不可能ならば(現実的に・または心理的に)それを可能にするツールの存在を求めるべきである。